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卒団式2019


3月23日(土曜日)。前日との気温差が激しく、冷たい雨がときどき降る中、現6年生と、いままで父母会を引っ張ってきていただいた、現6年生の保護者の方々の慰労会を兼ねた卒団式を行いました。

前半は、保護者、兄弟を含めた親子バレー。後半は通常練習。夜は慰労会という半日を使った卒団式は、みんなの笑顔から始まりました。親子バレーは、保護者、在団生、卒団生をごっちゃまぜにしたメンバーで組んだ、15点の1セットマッチ。

普段厳しい言葉で叱咤激励する保護者が、バレーのプレーがいかに難しいかを実感する機会でもあり、親の激励と時には無理難題を言われている子供たちが普段のうっぷんをスッキリする機会でもあります。

いまこのメンバー全員で仲間として戦うことは、この先ないかもしれないけれど、バレーやその他のスポーツを続けていくことで、どこかでまた仲間として、ライバルとして戦うことはできるかもしれません。

場所を移動して、懇談会へ。

在団生のパフォーマンスや、保護者、指導者からの送る言葉などがあり、卒団する現6年生からもお礼の言葉と、贈り物がありました。何より、卒団生から在団メンバー、一人一人に対して、思いやアドバイスをくれたことは、それぞれの胸に残っているのではないかと思います。明るく、ムードメーカーで、笑顔が素敵な頼りがいのあった6年生。それぞれの中学へ活躍の場が移動しても、どうかSVCで培ってきたたくさんのことを忘れずに、のびのびと自分の想いを信じて、輝いてくだ

さい。

ちょうどこの時、イチロー選手の引退会見もありましたが、イチロー選手がおっしゃっていた、「地道な少しずつの積み重ねが現在の結果に至る」という言葉を贈りたいと思います。きっと、気持ちが逸り、焦り、すぐに結果を望みたくなる、若いうちはそういうことも多々あるかと思います。でも、もしどこかでつまづいて立ち止まったとき、隣の誰かと比べるのではなく、過去の自分と、昨日の自分と比べて、スモールステップでも着実に階段をのぼっていることに気づいてくれればいいな、と思います。階段は駆け上がるのではなく、一つずつしっかりとのぼっていけばいいのだから。

6年生の大きな背中を目標に、在団生もがんばります。