新人戦大会が開始されました。
6年生を除いた、次世代チームの初の公式戦。
2日間にわたる予選大会が県内各地で行われ、予選を勝ち抜いたチームで県のNO.1を決める戦いです。
浦安SVCは、予選1日目を2勝。
予選2日目は1勝1敗。
予選を2位という好成績でで勝ち抜きました。
新人戦大会千葉県大会。
迎えた千葉県大会は、各支部を勝ち抜いてきた強豪チームによる接戦が繰り広げられました。
浦安SVCは、県大会初日を2勝でおさめ、県大会決勝へのキップを手に入れました。
決勝大会も、子どもたちの頑張りとチームワークで勝ち続け、いよいよ千葉県NO.1を決める最終戦までたどり着きました。
高校生大会の春高でいえば、まさにそこはセンターコートでした。
体育館のコートに残るのは2チームのみ。
保護者や関係者、敗退したチームが見守るなか、選手一人一人の名前が呼ばれます。
子どもたちの顔が緊張でこわばっていました。
試合が始まると、そこは静寂な場所でした。
聞こえるのは選手たちの声と、指導者の声、笛の音、シューズの鳴る音や、ボールの跳ねる音。
いつも、ざわざわしている体育館での戦いしか経験のなかった浦安SVCの子どもたちの緊張は、応援している保護者にも伝わるほどでした。
相手は、千葉県NO.1を何度も獲得している強豪チーム。
一生懸命走り、声を出し、ボールを拾い、追いかけている選手たちでしたが、願いは叶わず敗退という結果になりました。
試合が終わり、肩を落として泣いている選手たち。
泣くのはいつも悔しいから。
でも、センターコートのように多くの人に集中されている戦いの中で、通常のプレイをするのは、大人でもなかなか難しいこと。
そのような、極度の緊張の中で、必死に自分たちのプレイをしようと頑張った選手たちに、万来の拍手を贈りたい。
まだ、あなたたちの試合は始まったばかり。
どうか、この日の悔しさと、千葉県2位の称号が刻まれた銀の盾を胸に、これからの戦いを頑張って欲しいと思います。